もうすぐクリスマスですね。クリスマスプレゼントの用意はおすみでしょうか。
もうすぐお正月ですね。年賀状はもう出しましたか。
我が家には煙突があるのですが、サンタクロースは来てくれるでしょうか。
私は市場のサンタクロースにプレゼントをもらいたいものですが・・・。
さて、前回の塩漬けの話の続きです。
初めは上手くいきました。
それ以前に設定していた損切りライン、30%よりも下がった株価が戻し、利益が出るほどに急上昇したのです。
以前より保有期間は増えたものの、私はこの手法が気に入りました。
しかし、そこには落とし穴があったのです。
ある銘柄が、やはり買いの後下落していきました。
いつまでたっても上がってくる気配がありません。いえ、正確には時折小幅ながら上昇します。多少値が持ち直すと、やっぱり上昇するぞと期待を膨らませ、その後更に下げ、と続いていきました。
そして、その銘柄は上場廃止になったのです。
10%損、30%損、どころではありません。
買値がそのままゼロになったのです。
かなりショックでした。
自分の手法は間違いであったことを、この時になって気付きました。
つまり、バックテストというのは、今現在存在している銘柄の過去の動きをチェックするものであり、かつて上場廃止になった銘柄はチェックしていないのです。
下落しても上昇に転じているからこそ今も残っているのであって、そんな銘柄で損切りの如何を問うバックテストは無意味だったのです。
自分の思い違いに悔しい思いでした。
非常事態に対する緊急措置。
損切りはどんなに広いレンジであっても、無くてはならないものです。